maul9

Saturday, October 25, 2008

ジョンレノン好きのベースマンとポール好きのギタリスト その6



レノン好きベースマンとのジャムセッション
ではいつも映画Let It Beも真っ青のR&R大会に
なだれ込むのが慣例化していた。
Johnny B Goode、Blue Suede Shoes
Dizzy Miss Lizzy・・・
どれもシンプルな3コードのいかしたR&R

ある日、レノン好きベースマンが
おいっ「File Under」聞いたかっ?
すんげえぞっ!!!と興奮気味に聞いて来た。
いや知らないなあ〜と答えると、
早くGet Backに行ってこいと
更に興奮気味に捲し立てた。
なにが凄いんだかよくわからないまま
高田馬場のGet Backに行くと、もう予約分
だけしかないよ〜と言われ、
え〜っ!なんとか一枚お願いしますよ〜
となんとか一枚譲ってもらい、早速
家に持ち帰り聞いてみた。
するといままで聴いたことも無いBeatlesの曲が
流れ出してきた!


A面 
1.Come And Get It 
2.Shake, Rattle, & Roll 
3.Leave My Kitten Alone 
4.I'm So Tired 
5.Not Fade Away 
6.I Me Mine 
7.Third Man Theme 
8.Bad To Me 
9.Christmas Time ( Is Here Again )

B面 
1.Goodbye 
2.Blue Suede Shoes 
3.If You've Got Troubles 
4.Negra In Reserve 
5.That Means A Lot 
6.Get Back 
7.One After 909 
8.I Dig A Pony 
9.Dialog

A面3曲目、ジョンが歌うLeave My Kitten Alone、
現在ではAnthology 1に収録されているけれど、
当時初めて耳にしたこの曲は最高にかっこよかった!
シンプルな3コードのR&R、Beatles初期のジョンの
ヴォーカルは最高にドライブしている。
そんなLeave My Kitten Aloneがリンゴスター抜きの
The Nark Twinsのレパートリー入りしたことはゆうまでもない。

そんな頃、ベースマンが入部しなかった軽音の方では、
なんとか同じ趣向のメンツが集まり、バンドの形が出来て来ていた。
新人歓迎を兼ねた「オトダシ会」なるものが実施されることになり、
課題曲が発表された。
今思い返しても、それはそれは驚きの課題曲だったのだ!笑

Wednesday, October 15, 2008

ピカソの遺言



六本木、国立美術館、サントリー美術館の2館でパリ国立ピカソ美術館の
名作、約230点が公開されている。
PLAY BOY誌、Pen誌などでも特集が組まれている。
国立美術館に展示されている青の時代代表作、1904年作、「ラ・セレスティーナ」
この色はもの凄い!とにかく凄いとしか言いようが無い!

今日は一日中「ピカソの遺言」のメロディーが頭の中でリフレインしていた。
そう、Drink to me drink to my health you know I can't drink anymore
「みんな、私はもう飲めないんだ、だから乾杯、私の健康を祝って乾杯してくれ」
と歌われるあのメロディー

この曲はポールと俳優ダスティ・ホフマンが会食中、ホフマンがポールに「どうやったら、名曲を作れるんだ。この間亡くなったピカソが最期に言った言葉「Drink To Me」を今ここで歌にできるのか?」と言われ、その場で作って歌ったのがこの「ピカソの遺言」。
当然ホフマンは狂喜乱舞し、ポールを讃えた。

「ピカソの遺言」

夕べ、偉大な画家が息をひきとった
その部屋の壁には描きかけの絵が何枚か
そして、その人が逝く前に、ぼく達は招待されたんだ
その人、ぼく達におやすみを言ってくれたよ

私のために乾杯だ、私の健康を祈ってくれ
諸君、わたしはもう飲めないんだ
だから乾杯、この私の健康に乾杯してくれ
諸君、私はもう・・・その人は言った。

そして朝3時、
ぼくが寝ようとした時だ
突然、その知らせを聞いたんだ
でも、ぼくは待っている
あそこで君を待っているさ
そこでぼくのために乾杯だ、ぼくの健康を祝って
君よ、ぼくはもう飲めそうにないんだよ
だからせめてこの健康を祝って乾杯、乾杯だ
このぼくの気持ちわかってくれよ

Thursday, October 02, 2008

パティボイド自伝「ワンダフルトゥデイ」





クラプトンの自伝に呼応するように出版された
Laylaことパティボイドの自伝。
なぜかクラプトンの自伝よりもこちらに惹かれた。