ジョンレノン好きのベースマンとポール好きのギタリスト その6
レノン好きベースマンとのジャムセッション
ではいつも映画Let It Beも真っ青のR&R大会に
なだれ込むのが慣例化していた。
Johnny B Goode、Blue Suede Shoes
Dizzy Miss Lizzy・・・
どれもシンプルな3コードのいかしたR&R
ある日、レノン好きベースマンが
おいっ「File Under」聞いたかっ?
すんげえぞっ!!!と興奮気味に聞いて来た。
いや知らないなあ〜と答えると、
早くGet Backに行ってこいと
更に興奮気味に捲し立てた。
なにが凄いんだかよくわからないまま
高田馬場のGet Backに行くと、もう予約分
だけしかないよ〜と言われ、
え〜っ!なんとか一枚お願いしますよ〜
となんとか一枚譲ってもらい、早速
家に持ち帰り聞いてみた。
するといままで聴いたことも無いBeatlesの曲が
流れ出してきた!
A面
1.Come And Get It
2.Shake, Rattle, & Roll
3.Leave My Kitten Alone
4.I'm So Tired
5.Not Fade Away
6.I Me Mine
7.Third Man Theme
8.Bad To Me
9.Christmas Time ( Is Here Again )
B面
1.Goodbye
2.Blue Suede Shoes
3.If You've Got Troubles
4.Negra In Reserve
5.That Means A Lot
6.Get Back
7.One After 909
8.I Dig A Pony
9.Dialog
A面3曲目、ジョンが歌うLeave My Kitten Alone、
現在ではAnthology 1に収録されているけれど、
当時初めて耳にしたこの曲は最高にかっこよかった!
シンプルな3コードのR&R、Beatles初期のジョンの
ヴォーカルは最高にドライブしている。
そんなLeave My Kitten Aloneがリンゴスター抜きの
The Nark Twinsのレパートリー入りしたことはゆうまでもない。
そんな頃、ベースマンが入部しなかった軽音の方では、
なんとか同じ趣向のメンツが集まり、バンドの形が出来て来ていた。
新人歓迎を兼ねた「オトダシ会」なるものが実施されることになり、
課題曲が発表された。
今思い返しても、それはそれは驚きの課題曲だったのだ!笑