maul9
Saturday, April 28, 2007
Thursday, April 26, 2007
Saturday, April 21, 2007
「MODSとROCKが恋した男」
ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーと並び、1960年代の音楽シーンを揺るがした影のヒーローがいた 孤高のブリティッシュ・ロック・スター ロニー・レインの感動ドキュメンタリー 60年代初頭からブリティッシュ・ロック・シーンを牽引し続けた男、ロニー・レイン。本作は彼の生涯ありのままの姿を語った物語である。エリック・クラプトン、ピート・タウンゼントなど、ロニーの親しい友人や、家族、バンド仲間、いずれも彼の素顔をよく知る人々のインタビューを中心に構成されている。さらに、新たに発見されたスモール・フェイセズやスリム・チャンスの未公開シーン、70年代のスウェーデンやドイツのテレビ番組でのパフォーマンス映像、そして、病状がかなり悪化した頃の感動的なレコーディング・シーンも盛り込まれている。2007年の今年、ロニーの没後10周年記念公開となる。
http://ronnie-love.com
これはDVDになってから見ようっ!
スモールフェイセス時代のヴォーカリスト、スティーブマリオット
は自分の父親に「どうして自分の書いた曲なのに、ロニーの名前も
クレジットに載せるんだ、お前が印税をひとりじめにだってできるのに」と尋ねられ
スティーブは「父さん、ロニーのおかげで俺はこうやっていられるんだ。
あいつがいなかったら一晩なんて歌ってられない。
あいつが俺にインスピレーションを与えてくれるんだ!」と答えたとゆう。
一度限りの人生の中で、そんな人と出会えること、
それは計り知れないくらい幸せなこと!
Wednesday, April 18, 2007
Sunday, April 15, 2007
いい感じのサラウンド感
2002年11月29日 ロンドン.ロイヤルアルバートホール
で行われたジョージ追悼コンサート「Concert For George」DVD
コンサートが行われたアルバートホールは円形の劇場
サラウンドデザインをするのには最適だったのかも?
このDVD、ライブのサラウンド感がとてもいい感じで再現されている、
しかも演奏はもちろん、音そのものもとても良い!
ジョージの息子のダニーは若い頃のジョージそっくり!
エンディングのJoe Brownがとても小さなウクレレ1本で歌う
「I'll See You In My Dreams」
アルバートホールの天井から降り注ぐ無数の花びらとシンプルなウクレレの音
このシーンを見るといつも「ジョージは本当にもういないんだ」と、、、
Saturday, April 14, 2007
Friday, April 13, 2007
Tuesday, April 10, 2007
Sunday, April 08, 2007
マトリクスナンバーのお話その2+コンプレッサー
マトリクスナンバーの違いでLoud Cutなる通常に出回っている盤よりも音圧のある、
素晴らしい音のするレコードの話は前にしたけれど、
マトリクスナンバーの違いで、ミックスが異なる曲が収録されているレコードのお話。
ご存知The BeatlesのUK盤「REVOLVER」
B面マトリクスがXEX-606-1(通常は末尾が2か3)
この盤収録の「Tomorrow Never Knows」だけはこの盤のみのミックスバージョンになっている。
通常盤との主な違いは
1、イントロにタンバリンが入っていない
2、テープループSEが通常盤より多い
3、間奏の逆回転ギター音が最後の1小節で欠落
4、4番歌詞のIt Is Knowing〜のところでオルガンがかぶさってくる
5、エンディングのサイケピアノが最後まで聞こえる
なんでこんなレコードが存在することとなってしまったのか?
66年6月6日にこの盤オンリーミックスの「Tomorrow Never Knows」が
OKテイクとしてミックスされた、しかしカッティング当日の6月11日、
急遽、通常盤に収録されているミックスの「Tomorrow Never Knows」が
OKテイクとして新たに採用が決定してしまう。
6月11日、「歪むぎりぎりレベル」勝負のカッティングルームには6月6日ミックスのマスターテープが
届けられ、すでにプレスが行われてしまっていた、これがマトリクス末尾1の盤。
その後、6月11日に急遽OKテイクとして採用決定されたマスターテープが届けられ、
再びカッティングが行われた、これがマトリクス末尾2とか3の通常盤。
つまり、6月11日バージョン収録の通常盤が市場に出回る頃には、
既に6月6日バージョンが少数ながらも市場に出回ってしまっていたとゆう訳。
しかし「Tomorrow Never Knows」のドラムはコンプレッサーのかかり具合
が最高にかっこいい!
コンプレッサーは、音信号のダイナミックレンジを圧縮する装置で、
音のレベルを均一化させる、つまり、小さい音はレベルを上げ、大きい音は下げる。
理屈はそうゆうことなんだけど、これを通すといかにもロックっぽい、アタックの効いた
サウンドになる。
Beatlesが使っていたのはフェアチャイルド/バルブ660
とゆうコンプレッサーで、これを通しただけでBeatlesっぽくなる!とゆうほど
個性のあるコンプレッサーなんだよね!
もちろん現在は製造されていないため、非常に高額で取引されている、けど
所有者が手放さないため、市場に出る事自体が無い、幻のコンプレッサーでもある。
Saturday, April 07, 2007
Thursday, April 05, 2007
Wednesday, April 04, 2007
Monday, April 02, 2007
Sunday, April 01, 2007
「Band On The Run 」Loud Cut
アナログレコードはどのように作られるのか?
レコーディング〜トラックダウンを終了したマスターテープは、カッティングルームに持ち込まれ、
プレス原版となるラッカー盤なるものが作られ、ラッカー盤を元にレコードプレス工場
でスタンパー(クッキーの型と同じ感じ)を作り、レコードが大量にプレスされる。
カッティングルームでラッカー盤を作るときにマトリクスNo'とゆうレコードのシリアルナンバー
のようなものが刻印される、これがレコードの音溝がない円周内側に刻印されている数字のことで、
一回で上手くラッカー盤がカッティングできれば末尾が1、歪んでしまったり、ノイズが入ってしまった場合、
新たにラッカー盤をカッティングし直すことになる、すると末尾の数字は2とゆうことになる。
音のレベルは、なるべく歪まないぎりぎりのところが1番迫力があり、音圧感のある音になる。
つまり、カッティングルームでラッカー盤を作るときは「いかに歪ませず迫力のある音をラッカー盤
に刻めるか」が最大の勝負所でエンジニアの腕の見せ所でもある。
ビートルズ関連だとUK盤「With The Beatles」、「Rubber Soul」、そしてこの「Band On The Run」
にLoud Cutと呼ばれる通常の盤よりも音圧のある盤が存在することが知られている。
3枚共にマトリクス末尾が1になっていて「With The Beatles」、「Rubber Soul」
は明らかに通常盤とは印象が異なる、音圧感ある素晴らしい音がする。
さて今回入手した「Band On The Run」はどうか?
う〜ん、ベースが少し前に出てるかなって位の感じ
Loud Cutってほどではないかな!
でも、そんなに音圧感があって、いいレコードのはずのマトリクス1/Loud Cut盤、
なんで通常盤として出回っていないの?って思うでしょ!
音圧感があるってことはそれだけレコードプレーヤーの針の動きも大きくなるって事で、
針飛びの可能性が大きくなり、不良品として返品される可能性が出てくる訳。
だから経営陣はなるべく当たり障りの無いレコードを作るように指示をすると、、、、
なんだかどっかの会社の話しているみたいになってきちゃったな〜笑